JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマンとして世界100カ国以上を訪問。撮影・取材スタッフならではの視点で捉えたトピックを、多くの写真と共に紹介しています。

Expert 達人



仕事で、いろいろな分野の
「Expert 達人 」 に会うことがよくあります。
私は、いわゆる 「達人 」 に大変興味があります。
日本でいう 「達人 」 とは、
英語の 「エキスパート 」 よりもはるかにすごい存在です。
また、「達人 」 に質問することは楽しく、
その答えはそれぞれユニークです。
今回、私は、ヴァイオリンの達人 千住 真理子さんに、
『千住さんにとってヴァイオリンとは何か 』
を尋ねてみました。
その答えは、やはりユニークでした。



千住さんの答えは、
『ヴァイオリンは、
 体と触れる面積が大きい楽器です。
 肩、鎖骨を震わせる音は、
 骨伝導により私の体全体を共鳴させます。
 つまり、体全体で音を響かせている楽器なんです。
 だから、ヴァイオリンとは、私そのものですね。 』

もうひとつ、ヴァイオリンを演奏する上で
最も大切にしていることは ・・・
という質問に対しては、

『心と感情の表現です。
 テクニックは練習で克服できます。
 でも、気持ちの表現は、
 練習でコントロールできるものではありません。
 情感を表現するためには、
 私自身の心を
 いつも豊かにしておかなければなりません。
 私は、精神性を最も大切にしています。 』



今年、1月12日、千住 真理子さんは、
新日本海フェリーらべんだあ に次ぐ新造船
『あざれあ 』 の命名進水式にゲストとして招かれました。


(2017年1月12日 三菱重工業 下関造船所 )
船の進水式は、



新しい命の誕生 ・・・



つまり、出産を象徴しているそうです。



千住さんは、進水式でいちばんのハイライトである
支綱切断 (しこうせつだん ) を行いました。
この綱は、すなわち 『へその緒 』 です。

注: 昔から、
   支綱切断を行うのは女性という慣わしがある。



頑丈なケースに収まっている
千住さんの ストラディバリウス ・・・
新幹線も海外に行く飛行機も、
ストラディバリウスのために一席確保する千住さん ・・・



ケースには、支綱切断の時の綱が結ばれていました。
この綱は、古来最強のお守りなのです。

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